2004年大雪
 2004年1月21日(水)夜から降り始めた雪は3年ぶりの大雪となりました。今回の雪の特徴は里雪型で加賀地方の平野部で大雪になったことです。典型的な冬型ではオホーツク海に低気圧が発達し、大陸で発達した高気圧からこの低気圧に向かって季節風が吹きます。日本では北西風になりますが、今回は、北海道の日本海側に低気圧があり、西風から南東風になったことです。そして最も強い雪雲が金沢市を直撃しました。新県庁舎のある金沢市海岸部は金沢市内中心部より本来雪が少ないのですが中心部と変わらないほど雪が降りました。
 また、1月22日(木)は非常に気温が低く正午の時点で−4℃でした。これほど気温が下がる。1997年1月にロシア船ナホトカ号が座礁し、重油が流失した時以来の低温です。1月22日(木)に50センチの積雪を記録しました。金沢地方気象台は駅西の海岸に近い所にあるので市内中心部より積雪は少なめです。その後断続的に雪が降り、3年ぶりの大雪となりました。その結果雪を捨てる場所もなくなり、3年ぶりに市内に金沢市によって雪捨て場が設置されました。56豪雪(1981年)では、除雪によって出た雪を捨てる場所として小学校のグラウンドが使われました。雪が消えた後、グランドには多量のゴミが残り大きな問題となりました。そこで金沢市では、大雪になったときに河川敷等を利用した雪捨て場を設置することにしました。

このように河川敷を利用して臨時の雪捨て場が設置されています。
次々にトラックやダンプに雪を詰んできます。
持ち込まれた雪はブルドーザーで運ばれます。



                                    


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